高齢化社会が進むなかで、介護の仕事が求められています。介護職は就職難といわれているなかでも多くの需要があり、おすすめの仕事です。介護する施設は多くあり、そのなかのひとつにデイサービスがあります。デイサービスは介護保険給付対象のサービスの一種で、高齢者が自宅から通い食事や入浴などのサービスを受けられる施設です。高齢者の身体機能を維持するためのレクリエーションも多く実施しています。デイサービスでの仕事は宿泊サービスがない場合は昼間だけの勤務となり、一般の会社員と同じ勤務体系です。仕事内容は利用者の送迎と施設内での食事や入浴、排せつの介助とレクリエーションなどの提供となります。

施設によって異なりますが、おおよその1日のスケジュールは朝の8時から8時半に出勤し、利用者の確認をして自宅へ車で迎えに行きます。9時ごろ施設に到着し、まず行うのが利用者の健康チェックです。勤務している看護師と共に行います。10時ごろから利用者の状況に合わせて入浴介助をおこない、12時になるころ昼食となり食事介助です。昼食が終わり、午後2時ごろからレクリエーションとなります。頭や体を動かすゲームなどを、同僚の介護士や看護師と共に連携して進めます。レクリエーションタイムが終わると、次はおやつの時間です。利用者へのおやつの提供や歓談、利用者の体の状態や介護記録をとり、帰りの準備を行います。午後4時半ごろに、利用者を自宅まで送り届けます。施設に戻りミーティングをおこなって片付けと清掃、翌日の準備を終えて、17時半ごろ勤務終了です。